魔法少女はそのままで。(完)|片倉真人の活動報告

魔法少女はそのままで。(完)
2022年06月08日 (水) 12:39
 ようやくひと段落したので、少しだけ小話を書きます。

 「魔法少女はそのままで。」は学生だった頃に書いていた設定メモ(数行程度)が見つかって、面白そうだったから久しぶりに書いてみようかなと思い立ったのですが、私の筆の遅さも相まって4年以上も書き続けることに……。

 書き始めた頃とほぼ同時期に発売された「ある歌」がイメージにバッチリ当てはまっていたので、それを少しだけ意識しつつ妄想を膨らませながら描いていたんですが、自分から見ても妄想膨らませすぎだと思いますねー。

 公募は極力意識せず、好きに描きたいという想いもあったので、パロディ要素は多め(多過ぎ?)になりましたし、なるべくなら人の記憶に残ってくれるような作品にしたかったので、複雑な設定をてんこ盛りにしました。
 そのせいなのか筆の遅さなのか、毎話更新してもまったく手応えが感じられず、レイン・オア・シャイン編で終わらせようかとも思っていました。
 ですが、せっかくだからもう少し続けてみようと思ってプロットを書いてみたら、彼女たちが好き勝手に暴れはじめたので仕方なく描くことにしました。

 本当はこんなに長く続ける予定でもないし、神様だとか人類滅亡だとか風呂敷を広げるつもりもなかったんですが、実を言うと大筋の流れは描き始めた頃から決まっていました。
 ライジング・サン編を読み終えたあと、レイン・オア・シャイン編を読むと納得する部分はあるだろうし、作中では敢えて語りませんでしたが、芽衣の言動や行動の端々には、「彼女が何者であるのか」を暗に含ませていたので読み解いて頂けると作者冥利に尽きます。(さすがにエゾヒの正体を誤字で見抜いた人間はおるまい)

 というように、わざと残した謎が幾つもありますが、機会や要望があれば描こうかと思います。
 それと、もうちょっと読みやすいように過去投稿分は整形していきます……。
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