こんにちは、天壱です。
「悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。〜ラスボスチートと王女の権威で救える人は救いたい〜」……、略してラス為をいつもお読み頂き、ありがとうございます。

この度、来月12月3日にラス為書籍9巻が発売致します。
これも皆さまの応援のお陰です。ありがとうございます。

書影も以下一迅社アイリス様のHPに公開されています。是非ご覧ください。

https://www.ichijinsha.co.jp/iris/title/higeki-last-boss-9/

9巻は、加筆修正の書き下ろしも加え、前巻では収録できなかった〝七の遭遇編〟も掲載されております。
いつも通り内容は変えず、その上で読者様に読みやすい構成にまとめさせて頂きました。

番外編書き下ろしもございます。
今回は第二部にもちらりと登場したあの催しの物語です。
是非、読んで頂きたいです。

そして第一部を読了して下さっている読者様。
とうとう、終わります。
とうとう、始まります。
今巻は〝幸福な結末編〟と題しまして、担当編集様や鈴ノ助先生にもご協力頂き趣向を凝らした素晴らしい表紙を頂きました。
中身もすっごいので、是非ともあますところなくご覧頂ければ幸いです。

毎回麗しさと魅力いっっぱいの挿絵を描いて下さる鈴ノ助先生、そして素晴らしいコミカライズを描いてくださる、こがわみさき先生、かわのあきこ先生。そして応援して下さった読者の方々のお陰です。
本当に本当にありがとうございます。

今回も麗しの鈴ノ助先生のイラストがございます。
今回も一枚ごとに「わっ」と声が出るような素晴らしいイラストの数々に、感謝ばかりです。今回ももちろん豪華です。
登場人物の表情ひとつひとつを満喫して頂ければ、幸いです。
また特典のご紹介を少しさせて頂きます。
それぞれ今回も書き下ろしを書かせて頂きました。

以下紹介です。
文字数関係でカットした部分も少し載せさせて頂きます。

◉アニメイト購入者特典　書き下ろしショートストーリー
『同僚となる者の証言』アラン、カラム、エリックメイン
「なんだそれ良いな！　とカラムの呟きにアランがやや前のめりに食いつく」
※話題がハリソンです。

◉応援店購入者特典　書き下ろしショートストーリー
『糸繰り人形』プライド、ティアラ、ステイルメイン
「披露された見事な人形劇が終わり、素晴らしかったと賛辞を直接伝えに行ったティアラに、プライドとステイルも共に並んだ。子どもだけでなく大人も芸術や道楽の一つとされる人形劇は、思わず魅入るほどの完成度だったと二人も思う」

◉書泉購入者特典　書き下ろしショートストーリーC
『大道芸』アーサー、ヴァル（＋セフェク、ケメト）メイン
「観覧する大人の列でも、最後列を望むヴァルはそれでも背があるお陰で二人の姿は確認できる。ヴァルにはそちらの方が肝心である。子ども達の集団に入っていく二人を睨みつつ、苛々と片足を揺らしながら佇む。こうなるなら先に酒を買っておけば良かったと思う」
「この年になってまさか立ち止まることになるとはと、恥を通り超して自分が滑稽にも思えてきた」
　
……以上です。

どれも購入して下さった読者様にお得に思って頂けるように、ここだけの情報開示や物語を書かせて頂きました。
素晴らしい鈴ノ助先生の表紙に合わせたエッセンスの込めたストーリーもあります。
是非お手に取って、楽しんで頂ければ幸いです。

◉そして今回もう一つ、心苦しくも皆様にお伝えしておかなければならない事実がございます。
とうとう〝幸福な結末編〟に突入します本書籍です。
とても嬉しいです。夢のようです。ただ……！

このまま第一部最終話まで、書籍確約されているわけではございません。

今までの巻にも全て言えることなのですが、毎回作者はビクビクしながら「次は出せるかな…？」と息を飲んで担当様の連絡を待っております。
担当様も本当に尽力してくださり、この第一部が区切りの良いところまで読者様に書籍で届くように色々と考えてくださっております。

それでも、最終話まで確約されてはおりません。

9巻から、その先はご存じの展開です。
「まとめて買えばいっか」「終わってからでいっか」と思われる読者様もいらっしゃるかもしれません。
ただ、続きが全て確約されていない本作品につきましては、できれば後回しにせず書籍はお手に取って頂けますと幸いです。

第一部をラストまで書籍で読みたいと思ってくださる読者様に、どうかこのお知らせが届けばと思っております。

その為に、作者は今後も書き下ろし番外をしっかり書かせて頂くつもりです。
鈴ノ助先生の美麗なイラストだけでも価値があり、楽しめますこと間違いありません。それでも、作者自身もまたお手に取ってくださった読者様がすぐに楽しめるように頑張ります。

このような事情やどのような形であれ、読者様にお願いすることはと悩みましたが、書籍がどこまで行くかわからない現状で、あとあと後悔するよりもきちんとお伝えしておくべきだと考えました。

作者は、書籍でも皆様と共にこの先を戦い抜きたいです。

ラス為がとうとうここまで叶ったことに、わくわくそしてどきどきと胸が弾んでおります。
ここまで来れたのも応援して下さった皆様のお陰です。本当にありがとうございます。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。

皆様に心からの感謝を。
天壱