何度読んでも飽きずに何度も笑って何度でも泣けてしまう、そんな素晴らしい作品です キレが良く軽快なギャグと、思わず体を動かして感情を表現してしまいたくなるようなカッコいい戦闘シーンと、落涙を禁じ得ないシリアスシーンで構成されているこの作品は、驚くことになにかなければ毎日更新されています（書籍化準備以外では更新停止無し） また、そのシリアスシーンは悲しくて涙を流すというよりは、熱い展開とキャラクターのカッコよさ、叫びたくなるほどの熱量を伴った見せ場に思わず引き込まれて、感情の制御が出来なくなって泣かされる類の涙です 控えめに言って、ヤバい。ヤババイ。ヤバババイ。 とにかく、読んで後悔はしないし、読まなかったことを後悔する作品なので、皆さん読みましょう ちなみに、わりと各所に伏線が散りばめられているので、疑問が有るなら最新話まで読み進めてみると大体は氷解するかと思います

基本的にかなり出来が良い作品です。それはプロの編集長が目をつけた所からも明らかでしょう。 ただ、膨大すぎる設定を後から修正したりしているせいか更新を重ねるうちに矛盾ができていたり、作品の設定を作中で十全に理解できるかと言えば割と難しく、ある程度の考察をしなければ理解できない部分もあり、そこをツッコむと他読者から作者ツイッターや何故かあるwikiでの補完を勧められるというかなり特殊な状況になっており、理解して読むための労力は小さくありません。 でも、キャラクターが非常に生き生きしていて掛け合いが楽しいんですよ。 外道三人のやり取り、NPCであるアイドルや蛇さんとおまけのポンコツ、萎びたほうれん草、メカ好きと笑い袋、等など。人気のキャラは枚挙に遑がありません。 名セリフや名場面もかなり多くセンスの良さを伺わせます。 ためしに読んで見てほしいと自信を持って勧められる作品です。

主人公は元詐欺師です 復讐のために詐欺の道を歩み、復讐を完遂して死にます でも、彼は異世界に転生（？）します そしてその異世界でいろんなトラブルにみまわれながらも、詐欺師であった頃の経験を活かし、相手をうまく誘導しつつ騙しつつ利益を確保していきます でもぶっちゃけ彼は詐欺師だった設定が息してないくらい根が善人で、偽悪的に振る舞いながら「自分の利益を確保するため」人を救っていきます。…win-winな感じに。 そんな彼は、根が善人だからこそ復讐のためとはいえ詐欺師になった自分を許すことができません。 自分は許されざる罪を背負った大悪党だと常に意識しています。 この物語は、そんな彼が、自分を許して、自分を受け入れて、また他人を受け入れていく、そんな優しい物語です。 だから私は、この作品が大好きです 最後に私なりにこの作品をまとめた一言を送ります。 『人生は山あり谷ありつまりおっぱい』