失木 各人のレビューした作品一覧

レビューした作品一覧全3件
 主人公は孤独な少年。彼の命を救い、彼に命を救われたのは一匹の不死鳥だった―――  この作品は、既存の作品には無い新鮮さを持ち、尚且つそれが非常に生かされています。  元々、ヒトは一人では生きて行けません。しかし、主人公の少年はその中で孤独に生きていました。まるで『化け物』の様に。  そして彼は人間をふとした事からやめる事になります。『転生』した先は、死ぬ事を赦されざる存在、フェニックス。  ヒトをやめた彼を待っていたのは、これまでと全く違う世界。  その中で揺れ動く内に、彼は次第に『ヒトであること』の本質を知って行きます。  彼の見い出す『答え』とは――  目が離せない作品です。
その時、君は『影』を観る――
投稿日:2013年1月23日
「……何って、見てわからないの? トマトジュースよトマトジュース」 「へぇ、そうですか。  ――随分と変わった容器に入ったトマトジュースですね……?」 (中略) 「……ところで赤水会長、口が鉄臭いですよ?」 「え゛? まじ? ブレス○ア、ブレス○ア……」 ~~~<<本文より抜粋>>  平穏な日常。普遍の代名詞たるそれは、普通崩れる事はない。  そう、『普通は。』  光があれば影が出来るように、物事には必ず陽と陰が存在する。  陰、因、隠。  影にして、『原因』に最も近く、隠された存在達。  ヒトが創った世界の影で、世界に紛れて存在するもう一つの世界。 鬼、 吸血鬼、 鬼、オニ、隠(オニ)。  これは、そんな世界に『偶然』足を踏み入れてしまった、一人の少年の物語。
こんな魔王と勇者が見たかった!
投稿日:2012年10月31日
この作品は 銅10グラム、 ミスリル50グラム、 オリハルコン5グラム、 仲良し100グラム、 笑い120グラム、 苦笑い20グラム、 魔法150ワット。 に、脱力10キロで作られています。 男にしか見えない女勇者、部下の胃袋を今日も蜂の巣にする魔王、男の娘のガーゴイル。 情熱? 熱血? 根性? なにそれ美味しいの? 冷やし勇者、はじめました。