島村幸次郎、18歳。 彼の夢見たキャンパスライフは、入学早々ヤクザ(？)の天海によって打ち砕かれる。 とりあえず道連れにその辺にいたメガネを捕まえ、仲良くフィーエルヤッペンサークルへと天海に拉致られたのは良かったものの、そこでは人体消失事件が発生し…？ 彼らの青春の日々は、確かにそこにあった。 冤罪探偵前日譚。 ※本作は本庄照様主催、大学アンソロジーの参加作品となっております。

　東:これは持論なんですけど、推理小説における共犯はナンセンスなんですよ。 　記者:と、言うと。 　東:ぶっちゃけた話推理小説で共犯が使われる場合なんて、その9割は作者の思いついたトリックが単独では実現不可能で、でも捨てるのは勿体ないからやむを得ず共犯者を立てる、というパターンなんですよね。だから共犯者の設定は適当になりがちだし、結果として話は面白くならない。 　記者:確かに東さんの小説はどれも単独犯でしたね。とすれば、少なくとも今後も東さんは共犯の推理小説を出すことは無い。と？ 　東:もちろん例外はありますよ。共犯関係そのものをメインに持ってくる場合とか。あと…… 　記者:あとは？ 　東:完璧な完全犯罪のトリックなら、共犯でも仕方ないかなと。なにせ、推理小説家の夢ですからね。 　2002/10/10発売 週刊ミステリィ43号 巻末インタビューより抜粋

うっかり殺人を犯してしまった島村幸次郎。 だが捜査に当たったヘッポコ刑事とポンコツ探偵は大ハズレの推理と共に別の人間を逮捕し、結果捕まらずに済んだ島村は呑気にハンバーガーを齧っていた。 しかし安堵したのもつかの間、翌日彼の前にはまたもヘッポコ・ポンコツコンビの姿が。 まさか真相がバレてしまったのか!?　と島村は身構えるも、どうやら彼らは例の事件と同時に発生した凶悪事件の真犯人として島村を連行しようとしているようであった。 無論それは冤罪であるのだが、無実を証明するには逮捕を免れた事件について触れなければならない。 「三日だ！　三日で本当の真犯人、俺が見つけてやるよ！」 無罪放免か、それとも死刑か。 島村幸次郎の未来はどっちだ！？ ※玄武聡一郎(TwitterID:@Genbu_Soichiro)様主催の企画「冒頭キャラミステリー杯」参加作品です。 ※本作につきましては、複数の方よりファンアートを頂いております。詳しくは活動報告にて。 ※第9回ネット小説大賞において、最終選考に選ばれました。また、同大賞のコンテスト企画「あなたの作品をピックアップ」にて、運営ピックアップとして本作が掲載されております。サイトは下記URLより閲覧頂けます。 https://cg-con.com/novel/vol9/project/#panel6 ※本庄照(TwitterID:@honjo_teru)様より、本作の二次創作が投稿されております。作品は下記URLから閲覧頂けます。 https://ncode.syosetu.com/n3743gn/

秦圭一は愕然とした。 愛してやまないあの人が死に向かっているという事実に、心の底から衝撃を受けた。 そんな彼に残された期限は、たった一ヶ月のみ。 「守ってみせるよ、君の命も……」 何処までも不器用なその愛は、果たして彼女を救えるのか。 「君の、――も」 愛のカタチは十人十色。 ちょっぴり変かもしれないけれど、これだってきっと立派な恋なのです。 好きな人の、好きな人になりたい。 そんな貴方へ捧ぐ、純度1000%のラブストーリー。 ※肥前文俊(TwitterID:HizenHumitoshi)様主催の企画「第10回書き出し祭り」総合優勝作品です。 ※本作につきましては、複数の方よりファンアート、応援バナーを頂いております。詳しくは活動報告にて。

肥前文俊様主催の企画「第7回書き出し祭り」優勝作品です。

Twitter企画「#三日月図書館」の参加作品です。

肥前文俊様主催の企画「第5回書き出し祭り」参加作品です。

アイドルマスターシンデレラガールズの楽曲「不埒なCANVAS」「印象」を聴いてそれぞれ作りました。

高く翔ぶには、低く屈まねばならない。